2019年 01月 11日
SSIの受給が決まると、やらなくてはいけないこと
息子の場合、知的障害があるという理由での受給ということもあり、息子自身は受給されたお金を直接受け取ることはできなくなっています。そのような場合、Representative Payee という、代理人をたてることになります。息子のケースでは、私が representative payee になっています。
親がいない場合には、遠隔に住んでいる親戚や友人、結婚している場合には結婚相手、誰もいない場合には、そういうサービスを行っている団体を Payee としてたてることになります。(以前、このシステムを悪用して、SSIから受給されたお金を横取りしている人が捕まったというニュースがありましたね。)
Representative Payee に課されるの責任のひとつとして、前月の収入を次月の6日までにSSオフィスにレポートする、というのがあります。今は便利になり、スマホのアプリ経由でレポートができますが、以前はオフィスにわざわざ赴いて報告したり、郵送したり、という手間がかかっていたそうです。
アプリで収入を報告すると、それを確認するレターが数日後に届きます。(ほんと、紙だらけになります。。。)
昨年、あの大統領が会計報告義務を緩くする法律にサインするまでは、representative payee はお金をどこに使用したのかと記録するものを用意しなくてはいけなかったそうですが、一緒に住んでいる親や結婚相手が payee の場合にはその報告の義務がなくなりました。ま、SSIやSSDIの受給には、何年かおきにレビューが入ることがありますから、簡単なものにしても、記録は残しておくのに間違いはありませんけどね。
もうひとつ大切な責任として覚えておかなくてはいけないのが、報告の義務です。収入や仕事の変化、病気など健康上の変化、ABLEアカウントの設置など、報告しなくてはいけない事柄は多くあります。それらの状況が変わると、受給の内容に変化があるかもしれないから、ということですね。
つい先日、ABLEアカウントを設置したので、SSオフィスに電話しました。ですが、驚いたことに、対応してくれた電話の向こうの人、ABLEアカウントというものの存在を知らないのです。ウィキなどに載っている一般的な説明を電話越しに読んであげましたが、それを一言一句タイプしてノートとして記載していたようでした。そういったことはよくあるのですが、アメリカの社員教育はどうなっているんだろう・・って不安になる瞬間です。
その後、あちらから連絡はありませんので、大丈夫だとは思うのですけど。。。 こちらができることは、いつに何さんと話したか、という記録を残しておくだけです。アメリカは間違いを修正することにも寛容ですので、間違いがでることは想定内なんですけどね。。
by spnd_ca
| 2019-01-11 05:15
| ソーシャルセキュリティ SSI