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卒業に向けて

最近になって、「あ~、昔もこうだったわ・・・」と思った出来事がありました。

今でもそういう傾向がありますが、息子は何かを覚えていて私に伝える、ということをしません。なので、小さかった頃は特に学校で何があったのか、今何をしているのか、私は何も知らない、という状況が常でした。

唯一の頼みである私自身がアメリカで育っていないということもあり、「こういうときは、こうする」という予想もつかず、学校での行事や、準備するものなどを理解していないお陰で、直前になってバタバタする、ということが息子が小さい頃はよくありました。

そんな息子も中学生を過ぎたころから、パターンを染み込ませて教育した成果もあったのか、少しずつ自分でも物事を管理できるようになってきました。また、私も少し経験を積んだことで、そういったバタバタも毎回ではなくなっていました。高校では、アドバイザーの先生が素晴らしいということもあり、ほぼ自分でなんでも管理ができるようになっていました。なので、この「あちゃ~」という気持ち、久しぶりに体験しました。

アメリカでは、卒業式、それも高校の卒業というのは、本当にオオゴトです。日本でいうところの成人式に値するのではないかと思います。シニアになったとたんに、ガウンを手配しろとか、アナウンスメントのカードを買えとか、卒業写真用の写真を撮りにこい・・とか、説明はないのに、リマインダーのみ・・・というメールがいくつも送られてきました。

息子の通っている高校はマンモス高ですから、どこに行って何を聞けばいいのかもわからないし、それに誰がこういうことを担当するのかの予想もつかない(日本のばかやろー)

この情報の無さから察するに、これらに関する情報はクラスなどで生徒には伝達されており、学校側としては、親切にリマインドしている・・ということなのだと思うのです。

アメリカはなんでもちょっといい加減ですが、これほどいい加減であった場合、他の親御さんも大騒ぎすると思うのですよね。それがないところをみると、たぶん私の予想どおり。

我が家のような息子の場合、説明を受ける場所がないのかもしれないし(そういう説明はもしかしたら、メインストリームのクラスのみで行われているのかもしれない)、説明を受けていても何のことなのか理解していないので記憶に残っていないのだと思われます。

リマインドのメールを受け取ってから、「え?この締め切りって先週の木曜日じゃん!」とか、「は?なんやこれ?」という状態。 大変あせります。

つい先日は、卒業式に参加できる人数、また招待人数を余計に確保するにはどうしたらいいのか・・・校長先生にメールしたばかりです。あちらからすれば、「なんでそんなこと!」と思うのかもしれませんが、こちら側からしてみれば本当に知らないのですから、なんともできません。

息子の場合、小学校のころはジャケットを毎週のように紛失したりするような子でしたから、伝達事項など覚えていられるはずもなく・・ 苦労したなぁ・・と、最近の出来事から思い出した次第です。

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by spnd_ca | 2017-03-28 09:08 | ヤングアダルト (高校から~)